複雑な心境

最近この哀愁漂う秋の季節のせいか、あることをよく思い出すのです。
それは、短大時代にバイトをしていた近所の安楽亭でのこと。


当時19歳位だったと思うのですが、高卒で社員になった私と同じ年の方(Aさん)がいました。
その人が別の店舗に異動することになったのです。
私もバイトを始めて2ヶ月も経っていない頃だったと思うのですが、まあ一応軽く挨拶をしました。


私『お世話になりました。』←同じ年だけど、社員なので敬語。
Aさん「こちらこそ。私ね、あなたの健気でひたむきに頑張る姿を見て初心を思い出せたの。本当にありがとう!」
私『え…?あ、いえいえそんな!!』
Aさん「これからも、頑張って!」


別に何てことない会話ですけど、私的に衝撃でした…。
何って…。


同じ年の人に、『健気でひたむきに頑張る姿』って言われたのがねぇ。
ちょっと複雑だったんですよ。
この季節になると、たまに思い出すのです。


いや別にいいんですけど、社会に早く出て働いてる人って大人なのでしょうか。
しかも”狂牛病”が発生した為、お客さんは激減!
バイト時間も激減!!=バイト代も激減!!


時給がいいからバイトしていたのに、これじゃあ意味ないじゃない…。
そんな訳で、私の安楽亭ライフも半年以内で終止符を打ったのでした。


ちなみにこの店舗、立地条件がよかったのかお客さんの入りがすごくよかったのですよ〜。
週末になると満員になるほど。(もちろんお待ちのお客さんまで発生!)
しかもお店も大きくて、新しかったのですよ。


狂牛病”の恐ろしさを、私達は肌身で感じていたのでした。
もちろん、お客さんは来る(といっても一日3組ほど)のですが毎回聞かれることが…。


このお店のお肉安いけど、病気じゃないでしょうねぇ?


大丈夫ですよ。
確かにここの肉は他店から比べて、極端に安いよ!
でもそんな肉出すか!!
そんなに信用できないなら食うな…。


いえいえ、お客様は神様ですよ☆
今はそこそこお客さんも来ているようなのでよかったよかった♪